Flash制作講座フラッシュ制作講習

FLASH制作からActionScriptによるFlashコンテンツ制作のためのフラッシュ制作講座

try-catch例外処理ステートメント-Flash/AS3.0

flashコンテンツのアプリケーションランタイム同期エラーについてのActionScript対応記述です。
同様の記述方法はJavaでもjavascriptでも存在します。

ActionScriptJAVAは、かなり類似する記述方法なので、Javaメソッドとして学習しても理解できるのではないでしょうか。


エラーの問題を対処するには、処理途中のどの部分にエラーが発生しているのかを知るための記述が必要になります。


ランタイムエラーは大きく3つに分類されます。

1.同期発生エラー
アプリケーション実行時に同期的に発生するエラー


2.非同期発生エラー
イベント実行時に発生するエラー

3.例外エラー
上記のいずれにもあてはまらないイレギュラーなエラー



これらのエラーをキャッチするための例外処理メソッド、try・catch・finallyを使用します。

最初にtry内の処理が実行され、エラーが発生するとエラー内容をerrパラメータに取得してcatchの処理2が実行されます。


finallyはtryとcatchの処理が実行された後に必ず実行させたい処理を記述しますが、必要がなければ記述する必要はありません。

また、各処理の中には、複数の処理内容や条件分岐などの通常記述が可能です。

try{
処理1
}
catch(err:Error){
処理2
}
finally{
処理3
}