フルフラッシュとユーザビリティ
フルフラッシュサイトのユーザビリティはどうなのか。
フルフラッシュサイトはローディング時間が長くても、見ていて面白いサイトも多いのですが、場合によっては非常にユーザビリティの考慮がまったくされていないサイトも多いものです。
これは企画側・作り手側の要望が強く反映されすぎており、決してユーザーが喜ぶものではなく、もはや直帰率、新規のセッション数値を上げ続けていくことでしょう。
一体何が問題なのか。
コンテンツ内容がWEBサイト自体の内容と反比例している場合です。
例えば企業のサイトなどは、多くの人がさまざまな角度から訪問しますが、いきなり目がいたくなるようなアニメーションアクション満載では、会社のことを知る前にサイトを離れてしまうかもしれません。
ブランド戦略上、あえてフルフラッシュサイトにして、情報到達速度と導線の考慮されたものもありますので、すべてとはいいきれませんが。
企画側や作り手が思っているほど、フラッシュを楽しんでからいちいち会社の情報を入手しようという人ばかりではないということです。
また、目的の情報に辿り着けない、もしくは時間がかかりすぎるのは折角のブロードバンドも意味をなさない可能性が大いにあります。
ただ、リッチコンテンツやフラッシュについての批判や不要論を述べているのではなく、フラッシュコンテンツなどの使い方も、考慮や工夫を重ねることで、さらに有効的なWEBコンテンツの形成が可能ではないかという提案に帰納するようです。
その代表的な材料としてフルフラッシュサイトの企画の立て方だと考えています。