ActionScript3.0簡単な説明
今更ながらFlashのスクリプト言語である。
フラッシュ制作で開発環境の中心になりつつある、アクションスクリプト3.0(以後AS3.0)について簡単にまとめてみた。
(実際はAS3.0なしでアニメーションflash制作は全然可能だし、シンプルなフラッシュ開発はAS2.0の方が制作が早い場合があります)
Flashにはプログラム制御が可能な記述ActionScriptがあり、そのスクリプト言語の実行することが可能なのが、Flash Playerだ。
Flash Playerにもバージョンがあり、AS3.0の記述を実行できるのはFlash Player9以降となります。
Flash Player9には仮想実行機能のAVM1(ActionScript Virtual Machine1)とAVM2(ActionScript Virtual Machine2)が搭載されており、一時期CDとDVDの両方の読み込み端子を搭載した、PlayStationみたいなイメージが酷似するのではないでしょうか。
AVMとはASを実行する仮想機能のことで、AVM1とAVM2では全く別ものであるといっても問題ないでしょう。
AS1.0やAS2.0と、AS3.0は全く別のルールと記述方法になっています。
この違いによって、AS3.0はこれまでのアクションスクリプトの約10倍(理論値)の処理速度といわれている。
実際に同じような描写のフラッシュコンテンツを作成して、パソコンのシステムリソースの占有をみると、10倍でなないにしても、AS2.0以前は急激にリソース占有率が上がるのに対して、CPU使用率が極めて少なく安定している印象を受ける。