Flash制作講座フラッシュ制作講習

FLASH制作からActionScriptによるFlashコンテンツ制作のためのフラッシュ制作講座

Flash透過wmodeについて

フラッシュコンテンツを透過して、HTMLページの背景を透過させたいときがあります。


wmode属性を知っている方は多いと思いますが、注意すべき点や改良された点があります。



まず、wmode=でtransparentがほとんどの使われかたですが、wmodeにはすごい効果が。



極端にPCスペックが低い場合は別ですが、パブリッシュプレビューと実際でブラウザで見たときで、なんか再生速度がおかしいと感じたことないですか。
ほとんど再生PCのリソースの影響かと思ってましたが違うんです。


実はIE6やflash player9以前では、設定したfpsが正常に動作しないことがほとんどなんです。


wmodeでちゃんとfpsが設定した数値で再生されるようです。


そして、wmodeには二つの値が。


「opaque(不透明表示)」と「transparent(透明表示)」


なので、wmodeを指定してopaqueで不透明指定でfpsが正常に再現できたそうです。


ただ、日本語入力にバグが発生するため、JavaScriptなどでHTMLページの背景を入れ替え、かつwmodeでフラッシュ入力フォームを作成した場合には、ほとんどユーザビリティのかけらも感じさせない重たいフラッシュコンテンツになっていたのです。



そして、Flash Player 10 ではそれらが改良されているようですが、もっと早く改善しとくべきではと感じました。

なのでflash player10は早めにインストールをお勧めします。





参考までにflash player9以前のwmodeについて


■wmode記述なし

ブラウザ再生時のfpsが設定値とことなったfpsで再生される


■wmode記述あり
ホイール操作、キー入力、テキストフォーム日本語入力にバグが発生するがfps再生速度がわりあい正常に動作


flash player10では透過も不透過も問題なく動作するようなので、かなりユニークなフラッシュコンテンツを作成できるのではないでしょうか。